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BLCC店主黒沢の徒然ブログ。釣果情報やルアー製作の話や昔話、今のルアー開発の礎となる思い出のルアーや人物などの話をしていきたいと思います

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■変わったスピナー達

今回は変わったスピナーの話です。

オーソドックスのスピナーもあれば、変わったスピナーもあります。
特殊の釣り方をする物や、場所が特定されるスピナーなど、
沢山のバリエーイションがあります。

まあ、あまり一般的でないスピナーの写真を載せます。

見た事も無い人も多く居ると思います。
昔の人の考えが見えます、夢を追いかけている情熱が窺い知れます。



イトウ釣りに使われていた物です。名前が分かりませんが、確かラッキーストライクと言うメーカーでした、
重さが28グラム位あります。赤と白の羽根付です



同じくイトウ釣りに使われていたスピナーです。
夢がある大きさです、




メップスミノーゴムの魚付です
スピナーベイトになる前のスピナーです、まさにスピナーとベイトです。
左はコメット、私の思い出のスピナー達です。


釣果情報
王禅寺、トラウト、3時間で40匹、BLCCマドラーゾンカー
型が少し大きく楽しめました

中津川、トラウト3時間20匹、ゾンカー、大型60センチ混じり
アメマス、45センチ

■フィッシュオン王禅寺1,19

今回は、フィッシュオン王禅寺に行った話です。

A吉さんから誘いを受けまして、
初釣りにフィッシュオン王禅寺に行く事にしました。

沢山のオリジナルフライのテストを兼ねた釣りです、
やはり、釣りですから朝の6時に待ち合わせをしました。

朝は私達以外に一人だけでした、
皆さん暖かくなる9時頃から沢山の人達が出てきました、

朝はトラウト達が水面に居たのですが、鵜の大群がやって来てバカバカ食べられていました。

さすがに鵜が潜るとアタリがでません。

前回と比べると、トラウトの型が大きく35cm位のサイズがきます。
引きも強く楽しい釣りが出来ました。

状況は、色々のフライで釣れているようで、ほとんどの人が釣れていました
私は大型のトラウトを狙っていたのですが、2回ほど手ごたえがいいトラウトが掛かりましたがバラシてしまいました。

タックル、カプラス、SS9108#8シューティング、タイプ2
リーダー1X、フライ#6?#10
6時間で40?50匹の釣果でした、
ヒットフライは、BLCCオリジナルマドラーゾンカーとモップマドラー
カラーはピンク、チャート、イエローなどの原色が良かった。



いつでも人の居る王禅寺、昼間は風がなく暖かかった春を感じる日でした



A吉さんのトラウト、こんなサイズが多い サイズは35cm位です。


■メップスの話

今回はメップスの話をします。

前回お話したABU(アブ)のスピナーの次は、
やはり、メップスのスピナーの話になります。

良く使っていたのは、1970年代?80年代になります。
この頃の価格は、プラグ1個でスピナー3個買える感じでした。

やっと買ったルアーが無くなるのはとても辛く、
釣行日記には、無くしたルアーの名前を書いていました。

何気なく投げている内に、
色々な事が分かってきます、ブレードの形で使い分けが自然と出来るようになります。

バス釣りとマス釣りで微妙に違う事も分かります。
ボディーを見るとイクラのような物や、デコボコにして水に絡むように考えてある物、デザイナーの考えが分かります。

どれが良いのではなく、使い分ける事です。
重さも2グラム?18グラム位まで幅広くあります。

昔はシルバー、ゴールド、コパーと3種類がべースであとは黒で釣りをしていました。

針の所に毛の付いた物、ゴムの魚やプラグ、スプーンが付いた物など
コンビネーションルアーが出てきたのです。

まだ、まだ色々な可能性があるルアーです。




メップスの代表アグリア、色々の所で活躍してくれた。
一個偽物が混じってしまいました、ボディーが違う物です



メップスのアグリアロング(レインボースケール)
アグリアロング、川では一番使っていた。



メップスコメットTW
針が取替え出来る優れもの、


同じフランスから変わったスピナー

ミッチェルのスピナー、より止めのブレード付きお洒落です


同じくフランスのルブレックス のセルタ、



昔はこんな感じでバラで売っていました、思い出します

■測量屋の社長

今回は測量屋の社長の話をします。

色々な人と縁で結ばれているのですが、
津久井湖で知り合った年上の人が居ました。

私より年上でバス釣りを真剣にやられている人は、
そう多く居ませんので、とても大切にお付き合いをさせて頂きました。

社長との最初の出会いは最悪でした。
私が名手橋の下の立ち木を狙っていた時に、ボートとポイントの間をこちらを睨みつけて通って行きました。

中村ボートの安次さんに聞くと、良く来て頂いている人との事でした。
少しお話をした事を覚えています。

そして数日後お店に来たのです。

最初はお付き合いしたくないタイプに見えました。
とても攻撃的なタイプでした。

トーナメントに夢中になっていて、自己中心的な人で負けず嫌い
そんな感じに見えたのです。

津久井湖の昔の話をすると、話が合うので古くからバス釣りをされているのは分かります。

1週間に3日位のペースで来店してきます。
そして津久井湖や相模湖の昔話です、

津久井湖で会うと私の周りに来ます。
最新式のエレキ、魚探、GPS、何でも新しい物が好きで、
一番が大好きでした。

いつも、社長そんな疲れる釣りをしないで、楽しい釣りをしょうよと言っていました。

お付き合いを重ねる内に、津久井湖で勝負しょうと言い出しました。
よほど津久井湖の釣りに自信があったのか、挑戦的でした。

1997年3月5日に社長と私の勝負の釣りです。
朝1番から夕方までワームを使わない釣りで勝負です。

結果は私が39cm30cmをホプキンスで釣り、社長はボウズでした。
素直に負けたと言っていたのを覚えています。

それからどうも対等の立場で、話が出来るようになった気がしました。

それからますますお店に来るようになりました、
昔、ルアーを作っていた話や、トーナメントの話やバスボートの話、
色々と教えて頂きました。

次の年は正月から社長と津久井湖でボート釣りです、
とても楽しかったことを思い出します。

とても寂しがりやで必ず誰かといました。
1年前の今頃天国に行ってしまいました。

元気の時しか見ていないので何か信じられません。

もう少しバス釣りの話がしたかったのですが、

おーい、黒(私のこと)勝負するかと声が聞こえる時があるのは気のせいなのか、





正月から社長と中村ボートから出船釣れたのは二ゴイのみ




社長と勝負の時に釣れてくれた39cmのバス


■スピナーの話

今回はスピナーの話をしてみたい、

日本に最初の頃に入ってきたのは、スピナーやスプーンのルアーでした。
中でも、ABU(アブ)のルアー達がほとんどを占めていました。

ABU(アブ)のスピナーと言えば、ドロッぺンが最初に来ます。
そして、レフレックス、フラックス、ゾネット、モラムスピナー、です。

今ではどれだけの人が知っているのか、分かりませんが、
その後、0ネミが輸入したのがメップスです。

その当時世界で一番売れていたのが、メップスのスピナーでした。
代表的な、アグリア、アグリアロング、ブラックフューリー、コメット、
メップスミノー、などがありました。

これらのスピナーは、色々な場所で投げられていました、
バス、マス類はもちろん、色々な魚達が釣れて一般的なルアーになっていきました。

最近では使っている人を見かけなくなりましたが、
私はバス釣りにも、当時スピナーを多用していました。

5グラム前後のスピナーは小型のバスに威力があり、沢山釣り上げています。

一体なにに見えているのか、今でも分からないのですが、
色々な魚にとても魅力的な物である事は間違いありません。

最近の人はスピナーを使わなくなりましたが、
もう一度見直してみてください、

ルアー釣りの奥の深さが分かります。
スピナーは幅広く使えるルアーです。

スピナーでの釣りをすると、ブレードとボディーのバランスで
急流、トロ場、での使い分けが分かってきます。

水に絡む事の重要性が分かります、
基本的な事なのですが、

スピナーの釣りから、スピナーベイトのバス釣りが生まれています。
バズベイトもスピナーの釣りから生まれています。


ABU(アブ)ドロッペン、ボディにウエイトがあり投げやすい、


ABU(アブ)ゾネット、ブレードに穴が開いていて音がする



ABU(アブ)モラムスピナー(下)深い所の魚に威力がある

■2011年もよろしく

あけまして、おめでとう、ございます。

本年もよろしくお願いします。

今年も頑張って、沢山のルアーやフライを作り上げるつもりです、
出来上がりしだい、ブログにて報告しますのでよろしくお願いします。

12月はフライを作っていました。
ルアーはこれからになります。






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