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BLCC店主黒沢の徒然ブログ。釣果情報やルアー製作の話や昔話、今のルアー開発の礎となる思い出のルアーや人物などの話をしていきたいと思います

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■うれしい話

お店をしていると、うれしくなる時があります
それは、私の作ったルアーで大きい魚を釣り上げてくれた時です。

今回もサンドフィッシュのプロトモデルで48センチのバスを
お客様が釣り上げてくれました。

場所は丹沢湖で、朝の出来事でした
やはり、秋はジョイントタイプのルアーがいいようです

今回のサンドフィッシュは、前回よりも少し小さいタイプに
仕上げました。

最初の販売は、プロト価格でお安くしています。
使っていただける方に販売しています。

まだ、少しありますので、興味のある方は見に来ていただけたら
幸いです。


ここで少し、お店にある商品について
お話させていただきます

オリジナルロッド、バンブーのフライロッド
平野氏が、心を込めて作り上げた物です分かる人には
お勧めです

オリジナルカーボンのパックロッドフライ用
このロッドも人気の高いロッドです
私の考えるアクションです

レスターのルアーロッド各種 特別にグラスアイのハンドルに
合うように、フェルールで作っています

アワビスプ―ン各種いろいろなタイプの物があります

銀のスプーン各種いろいろな形の物があります

かわせみミノー各種実績があります

これらの物はオリジナルな商品です
いずれ詳しくお話をさせていただきますが
物には、作り手の思いが必ずはいっています

貴方は、それに気が付くかです

■私の愛犬

お店の中で犬を飼っていました

もともとは、親父が飼っていた柴犬です、名前をユウと言います
近くの所で生まれた、とてもおとなしい犬でした

今から9年前に、親父が脳梗塞で倒れてしまい、
私が代わりに飼う事になった

この犬は、あまり触られるのが嫌いなタイプで
触ろうとすると、逃げるような犬でした

何年か前に、隣の柴犬が盗まれてからお店の中に
入れて飼っていました。

お店が出来た時に、譲ってもらったから、もう13年も経つ
年寄りの犬です

親父が亡くなってから、丁度1年に家の中で盗まれてしまった
親父の代わりだと思って飼っていたので、

ショックで仕方がありません

年とともに私を頼りにしていたのに、どんどん可愛くなって来ていたのに
犯罪を犯す人の気持ちが分からない

犯罪者は、いずれ地獄に落ちるはず

今私の心の中は、怒り、悲しみ、無念で満ちあふれている

人の物を盗む人は必ず地獄に落ちる
心卑しい人が多すぎる

ユウ、13年間いろいろありがとう
お前の居た時は、とても楽しかった
あまりにも 悲しくて写真は載せません


■キャンプでバス釣り

私は、良く三條氏と弟とキャンプをしながら
バス釣りをしていた。

3人で、休みを合わせるのは、とてもむずかしく、
最初は、1年に1回7?9月頃に、5日間位休みをとり
いろいろな所に行った

この時にいろいろ学ぶ事が出来たと思う。
人から学ぶ事も大切だが、釣りに関しては、

自然から学ぶ事の方が大きい意味を持つ

朝早くから、夜遅くまで釣りをしていると
バスの行動パターンが分かり始めて
少しづつ釣果が増えていく

釣り場は、朝、昼、夕方、夜、と、いろいろな顔を持つ

両親の田舎の、神流湖でのキャンプ
今では楽しかった思い出です



私と弟の愛車


キャンプの準備が終わり
釣りの準備の私


弟と私の車



弟の釣り上げたバスこのサイズは良く釣れた



私の釣り上げたバス いろいろなルアーを
覚えていた頃、




■シャッドラップでの釣り

私の得意の釣りにこのシャッドラップの釣りがある

多くの人が、沢山のバスや、いろいろな魚を釣り上げている
このルアーは、名品である。

私も沢山のバスを釣り上げている、
確か、1982年に発売されたはず、当時爆発的な売れゆきだった

それまでは、たしかホッテントットやトラブルシューター、ウイR、
ラパラF7,F9、F11が良く釣れていた

ラパラのシャッドラップが出てからは、そればかりになってしまった
小型のバスから大型のバスまで、良く釣れた思い出がある

シャッドラップの凄い所は、ミノーにも、クランクにもなるところで
どう言う事かというと、魚にも、海老にもなるということ

多くの釣り場で、泊まり込んで釣りをしている時に気がついた
事があります

それはSR5のSDカラーを使って縦にツイッチした時に、バスがよく釣れて、海老に見えていると感じた。

ただSDカラー以外だとあまり効果がない
ザリガニが多い所では、クローダットもいい時がある

このルアーを引く時は、手首で引くようなイメージがあるといい

私の場合は、スローシンキングの物を作っておいて
少し深い所も釣れるようにしている。

このルアーは底が、玉砂利や玉石、岩盤の時に特別威力がある

いろいろなシャッドプラグが出ているが、
このルアーを超えたルアーは無い。


ジョイントルアー、サンドフィッシュ
プロトタイプ9本出来ました、スローシンキングの予定でしたが
浮いています

Tバドはもう少しです


■古い写真高校生の頃

今回は古い写真を、お見せします。40年前のバス釣りの物です


この写真は、潮田氏が高校生の頃の相模湖のボートでの釣りです
私が写しました、まだボートが木の頃です



この写真は、相模湖の上流の桂川での釣りの釣果
タックルがスピンキャストです。釣れたのはハスばかり



相模湖のボートの釣りです、家に持って帰って写しました
初めはこのサイズでも嬉しかった


津久井湖の沼本ワンドでの釣果
昔はストリンガーにバスを付けていた
この頃は、クリームのワームばかり投げていた

■ルアー作りについて

今回はルアー作りについて少し話します

ルアーを作る上で、もっとも大切な事はルアーを知る事です
ほとんどのルアーは、必要性があって出来ている。

長く売れ続けているルアーには、必要性があるから売れている
つまり長く売れ続けているルアーで釣っていないで、

いいルアーは出来ない。

したがって、歴史があるルアーで釣り込んでほしい。
そうする事で、そのルアーの背景が見え始める

バスと言う魚は面白く、割り箸に針を付けても釣れる。
消しゴムでも釣れる、針だけでも釣ったことがある

どんな物でも、ルアーになる要素がある

しかし、割り箸や、消しゴム、針は、投げつづける事は
出来ないはずです。

いいルアーを作りたい人は、まず初めにいろいろなタイプの
有名なルアーで釣り込む事、

そうすると、ルアー作りに必ず生きてきます。

ルアー自体は釣れればいい物ではなく、トータル的に考えて
作る方がいい。

今回は技術面ではなく最初の心構えのみです。

今日もTバドに色を入れています、相変わらず旨くいきません
明日はTバドと、お風呂に入れるかもしれない。
旨く泳いでくれるといいが。











■水についての話

パソコンが壊れていましたので、お休みしていました。
ヤマギワ氏に直していただきました、ありがとう

今回はバスを釣るのに、もっとも大切な水を読む事について
お話します

バスの事を考える時は、バスから近い所から考えてください
バスが直接触れている水は、バスに最大の影響があります

水を読むのは、訓練で読めるようになります
ごく一般的な人でも、腐った水は分かると思いますが

バスにいい水は分かりません

そこで、バケツに水を入れて、毎日触って覚えてください
少しずつ変わっていくのが、分かるようになってください

それから、釣れた時に水に触れて覚えるといい

水は、重くなったり、軽くなったり、濁ったり、澄んだり、
硬くなったり、柔らかくなったり、暖かくなったり、冷たくなったり
流れたり、止まったり、増えたり、減ったり、いろいろ変化します

バス達は服が無いので、場所を移動するのです

初めの内はパイロットルアーをつくるといい
つまり回転するペラがついた物
例えばバズベイトなどで、泡ぎれをチェクしてみたりする

私のデータでは泡が出来てしばらくして、消えるくらいがいい
夏場は直ぐ消える所、冬場はしばらく残る所

増水の時は浅場、減水の時は深場
水色は笹にごり、気圧は低い時

少し分かり始めると、タイミング良く釣りが出来るようになります

■スピナーベイトの話

先に話したバズベイトと、同じ部類に入るこのルアーは
バス専用ルアーで、トーナメントの為に開発された

私の最初のバスは、津久井湖の豚小屋下で
昭和50年5月31日のPM4時に釣り上げた30センチのバスです

この時の事を、良く覚えているのでお話します
豚小屋下の奥のブイのある所で、まだ立ち木があった頃です

買ったばかりの、ボーマーブシュワッカー赤白が立ち木に
掛かってしまいボートで取りに行った時

立ち木に付いているブシュワッカーを、バスが食いついてはずしてくれた
今でもスローモーションで思い出します

スピナーベイトの威力に気が付くのは、まだこの後です
しばらくは、フラポッパーやホッテントット、プラスチックワームばかり
投げていました

その後雄蛇が池に行くようになってから
普通のプラグでは藻の所は釣り憎い事に気が付き、フロッグ、シルバーミノー
トビーウイドレスなどと、スピナーベイトを使うようになった。

たしか2匹めはバグリーのスイッチブレードでした

その後ダイワがストームのバスホッグを輸入して、それを使うようになった
私がもっとも好きなスピナーベイトは、スタンレーの物です


ストームバスホッグのバス津久井湖、後ろの景色でポイントが分かる人は凄い


■バズベイトの話

私の得意な釣りの中に、バズベイトの釣りがある。

このルアーは、まだ歴史も浅くこれからまだいろいろ
変わる気がしている。

もともとスピナーから、進化したものです
つまり、バズベイトを覚えるにはスピナーのバス釣りをしてほしい

その次に,インラインタイプのバザーを使う

それからダブルスイッシャーや、シングルスイッシャーなどのぺラもの
を覚えると分かりやすい

私の経験を元に話すと

ダブルスイッシャーは
フロントペラは口の動きでリヤペラは
尾の動きになりますつまり、口をぱくぱくしたよわつた魚

シングルスッシャーは
少し元気に逃げる魚

バズベイトは群れの中の小さい魚を意味します
バズベイトの凄い所は、他のルアーで代用出来ない所で

ある時期には爆発的に威力があります。
それは産卵後の稚魚が孵化した後です

それと
いろいろな稚魚が居る時は特別威力があります

このバズベイトは、どうもヘッドしか見えていないようで
バスにとっては2ー3センチの魚に見えている

私にとって忘れられないのは、亀山湖でのインラインタイプの
バザーを使った時です
いつしょに釣りをした、友人はミノーで1匹なのに

私は40匹をバザーで釣り上げていた
その時は、ボイル後すばやくキヤストすると釣れた
アンクルバックスバザーだった

それと津久井湖でのトルネードを使った時やはり40匹位
釣り上げた思い出がある

このことでも分かるとおりそのルアーだけを選んで
バスが食う事が起こるのでバズベイトを覚えていただきたい

カラーは白、黒、中間色でラメ入りがいい時が多い

今好きなバズベイトは、オリジナル以外はゲーリーバズやメガバスの
ミッジなどを使っています




津久井湖のバスBLバズ、ロッドグラスアイBC60・リール2500C







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