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BLCC店主黒沢の徒然ブログ。釣果情報やルアー製作の話や昔話、今のルアー開発の礎となる思い出のルアーや人物などの話をしていきたいと思います

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■塗料の話

今回は塗料の話です。

ルアーを作られている人達ですと、ウレタン、フレックス、エポキシ、セルロースなどの、いい所や悪い所を知っていると思いますが、

一般の人達は、使っているルアーがどんな塗料で出来ているかを考えません

私が感じる塗料の違いの話をして見たい。
ウレタンは、透明感が良くつるつるで、重いイメージがあります。
水分を利用して固まりますので、梅雨時は最高に早く出来ます。
ある程度で形になりやすく、他の塗料より早く出来ます。

フレックス、エポキシは漆系の塗料で弾力があり、ねばねばしている感じです。やはり重く感じます、包み込んでいる感じです。
ウレタンより透明感はありません、気温が高いと塗りやすくなります。

セルロースは樹脂から出来ています、
皮膜が薄く、バルサルアーにはとてもありがたい事です、
したがって、何度も漬け込むことが必要になります、
その為ウレタン、エポキシ、などと比べるととてもはがれ方がいいのです。

それから、虫達を狂わせる力があります。
以前から感じているのですが、セルロースの作りたてのルアーはバスに特別威力があります。

しかし、作りたてのルアーはとても壊れやすく、
セルロース、ウレタン、エポキシで作ったルアーは約6ヵ月の乾燥期間があるととても丈夫になります。



BLCC釣果情報
相模川、30センチクラス、バルドスピンB
相模湖、40センチ、サンドスピン



相模川ルアーバルドスピンB、佐久O氏、30センチクラス




相模湖ルアーサンドスピン、O田氏、40センチ

■台風と釣り

今回は台風と釣りの話です。

9月?10月の釣りは、台風の事を考えながら釣るようになります。
多くの人は台風がビッグバスを、連れてくる事を知りません。

雨や風は水を動かす力があります、
魚達は水に直接触れているので、人間よりとても敏感に水から色々なことを感じ取るのです。

したがって、水の変わり始めは最大のチャンスです。

台風の始まりと、その後では大きく水が変わります。
私の経験では、台風が来る前の雨の降り始めは、バス達が食いだめをするようで、流れ込みで色々なタイプのルアーでバカ釣れをします。

流れ込みの水が濁り始めに、タイミング良くいける人はとてもいい釣りが出来ます。

少しずつ濁りが広がりますと釣れなくなります。
そして、台風の大きさによりますが、しばらく釣れなくなります。

濁りが取れてくるのは、流れ込みや上流からで、水面からも濁りが取れますので浅い所に目を向けます。

水が濁りますとバス達は、障害物に付きます、
これは、自分の居場所が分からなくなるからです、

バス達はかなりの濁りの中でも釣れますので、あまり諦めずにいいポンイントを探すことです、

条件が悪い時ほど学ぶ事があります。
また、条件が悪い時ほど釣れる事もあります
これは、いい条件の所に集中するからです。

それからもし濁りが嫌いな方でしたらば、
なるべく自然湖に行くことです、人造湖はどうしても台風に弱くなります。

これから秋の釣りは、とてもタイミングに左右されますので
行く場所を間違えないように、

BLCC釣果情報
相模川バス35センチ2匹、オリジナル


相模川のバス

お知らせ
アロワナJ、ここまで来ました、後はラメ入れです
相変わらず色入れは下手ですが、中身は凄いですよ
もう少しです、出来ましたらお知らせします

ボディーが丸いためアルミを貼れませんのでラメ仕様です 。
全部で17個ですが、ウエイト21グラム位、4500円



■相模湖の釣り(8月18日)

今回は相模湖の釣り(8月18)の話です。

毎週のように通っているのですが、まだまだ分からない事だらけです。
本当はO保さんと行く予定でしたが、仕事で行けなくなり、
O吉さんと行く事になりました。

いつもの小川亭に付くと、知り合いのO藤さんがいます。
何かいやな予感がします。

他には誰もいません、
アオコも相変わらずひどいです、きっと多くの人達は上流の秋山川や桂川に行っているようです。

島の所から始めます、いつも出る朝の時間帯ですが今日は何か違います。
水の動きが余りありません、どんどんゴールデンタイムが過ぎていきます。

ネン坂も赤沢も、矢沢、白岩も出てきません、
青田もあまりバスが浮いていません。
何回か子バスが追ってきただけです。

バス達は浅い所に居ないようです
少しシャッドラップを投げてみました、ニゴイしか釣れません。

O吉さんミロルアーで一匹、ワームで3匹
少し潜ると釣れるようです。
大きいのは30センチ位でボートの下でした。

O藤さんは6匹も釣っていました。
それもハードルアーのみとの事、
私が作ったルアーのバルドスピン、ウイングチョップなどで釣り上げたそうです。
嬉しいやら、悔しいやら、良く分からない気持ちになりました。まだ、まだ、修行がたりません。
私は、アブレてしまいました。

バス釣りは、むずかし、面白い。



O吉さん、青田でワームで3匹の内の一匹



O藤さん、一二三でウイングチョップ


■ブログを初めて1年

今回はブログを初めて1年の話です。

知り合いの方から、ブログを初めて見ませんかと言われて、
ずーと断っていたのですが、とうとう始める事になり、
仕事として、始めてから1年が経とうとしています、

昔の話や、今の話、言いたいこと、今後のこと、商品のこと、
色々と書いています。

沢山の人達が見てくれるようになりました。
本当にありがたいことです。

昔にお付き合いをしていた人、ダイエー時代の知り合い、
フィッシングの雑誌の記事を覚えていてくれた人、

何ともなつかしい話が出来るようになりました。

皆さん、もう40ー50代になられています。
まだまだ、バス釣りをされていることが嬉しくなります。

ある人はトーナメントに夢中になり、ある人は数ヶ月に1回の釣行になり、
ある人は陸からの釣りだけになり、

皆さん、色々な道を歩んでいます、

釣りは心の栄養でありますので、
いつまでも、それぞれの中で楽しんで下さい。

昔のバスやトラウトの話がしたくなりましたら、
ぜひ、お店に遊びに来てください
心からお待ちしています。

BLCC釣果情報
相模湖30センチ以下沢山


相模湖バルドスピンB


相模湖バルドスピンB



■忘れられないキャンプ

今回は忘れられないキャンプの話です。

今から25年前の8月の事です。
私と弟とO條氏とその頃好例になっていた、
神流湖でのキャンプのバス釣りがありました。

琴平橋上流の島になる所の左側の沢に、いつもテントを張っていました。
その当時はまだバス釣りの人が少なく、とても静かな所でした。

朝の4?5時間釣りをして、昼は思い思いのことをしていました。
そして、夕方から暗くなるまでバス釣りです。

とても良く釣れたイメージがあります。
テントで寝泊りしていると、静かで怖いくらいの所なのです。

しかし、突然眠れる状態ではなくなりました。
神流湖の国道は、パトカーの行列です。

空はヘリコプターが次から次にやって来ます、
何かとんでもない事が起こっている感じです。

釣り所ではない感じです。

そうです、御巣鷹山に日航機が墜落したのです。
キャンプしている間、ずーとパトカーのサイレンとヘリコプターの音がしていました。

私達にとって忘れられないキャンプになりました。

BLCC釣果情報、皆さん釣っています。情報ありがとう


福島のO瀬さん1本目の51センチ、Tバド


福島のO瀬さん2本目の50センチ、Tバド


O籐さん今年2本目の50センチ、Tバド


お知らせ
アロワナジョイントは下地まで来ました。
その次は、バルドスピンのブレード付きを出す予定です。

■相模湖の釣り(8月4日)

今回は相模湖の釣り(8月4日)の話です。

先週は行く事が出来なかったので、少しわくわくしています。
今日の同船者は、O吉さんです。

まだ初バスを釣り上げていないとの事で、最優先に釣って頂きました。
いつもの小川亭から出船です。

今日も前回と同じく暑くなりそうです。
いつもより多めに飲み物を持って行きます。

朝は少し涼しく、気持ちがとてもいい感じです。

今日は1艇のみしか出ていません、人も少なく期待が持てます。
しかし、水を見るとアオコだらけです。

津久井湖に通った人は、アオコはなれたもので、
釣れないアオコ、釣れるアオコを分ける事が出来ます。

私も久しぶりのアオコの釣りです、何か昔の津久井湖のアオコの釣りを思い出していました。

朝一から島の所でバイトラッシュです。
スイッシャー、ペンシルに次々に出てきます。
二人で楽しんでいるのですが、釣り上がっていません。
サイズは30センチ前後です。

いつも出ない所でも出てきます、バスは浮いている訳では無く突然出てくる感じです。

最初の1匹は私のザラスプークJRに来ました、
20センチクラスの子バスですが嬉しい1匹です。

ネン坂に入っていくとアオコだらけです、
流れ込みだけを中心に釣って行くことにしました。

いつも釣れる流れ込みで、O吉さん初バスです。
ルアーはダブルスキャット、とても嬉しそうな顔が忘れられません。

赤沢は出ません、矢沢は追って来ただけ、白岩はバスが居なくなりました。
青田からまた出始めました。
次々に出て来るのですが、バラシてばかりです。

青田でワームで子バスと遊んで、O吉さん2匹釣り上げました。
そして、またトップウォターを投げ込んで行きます。

昼なのですが、反応が良くボートの近くまで追ってきます。
そしてO吉さん、ダブルスキャットで2匹めの37センチのバスです。
何とも言えない笑顔です。

暑い一日でしたが、とても楽しい釣りが出来ました。
O吉さん4匹でバラシ多数、
私は1匹ですが、バラシ多数

O吉さん、お疲れさまでした。



O吉さんの37センチ



夏の空、暑く気持ちがいい



■年齢的な釣り

今回は年齢的な釣りの話です。

私の場合は、色々ステップアップしながらバス釣りを楽しんでいます。
それぞれ、年齢で釣り方が変わってきています。

10代の頃、無我夢中にバス釣りをしていました。
もっとも考えていたのは、誰よりも沢山のバスを釣る事、
その為には、どんな事でもやってみました。

誰よりも早く釣り場に行く事、誰よりも遅くまで釣りをする事。
夏休みは、釣り場で何回も寝た事があります。

20代の頃、少し数釣りに自信が出てきて、大物のバスを釣る事を考えはじめます。
沢山のバスを釣っても、大型のバスが釣れないことに気が付きます。
10代の頃より、お金に余裕があるので、陸からの釣りからボートの釣りに変わっていきました。

この時代がもっとも行動力がありました。
バス釣りをされる方が居ると、良く話しを伺いに行きました。
海外の釣りに興味を持ったのもこの頃で、カナダ、アラスカ、マニラ、などに釣りに行きました。

今では私の心の財産になっています、

30代の頃、経済的な余裕はあるのですが、時間が取れなくなり、
年間の釣行回数が少なくなりました。
この時期はしっかり仕事をしないと、後々大変になります。

したがって、キャンプバス釣りを中心に密度の濃い楽しみになりました。
焚き火を囲んで気が合う仲間とバス釣りです。
仕事の事、家庭の事、夢の事色々と話ていました。

40代私の場合の転機が来た気がしました。
独立を考えたのです。
今まで学んで来た事を元にお店を始めました。
釣り具店を始める前の1年間は、釣行日数が200日以上行きました。

そして考えて、ハードルアーをメインのお店にしました。

50代、近くの釣り場に良く行くようになりました。
多くの人達にバス釣りの楽しさ、奥深さを教えています。
色々な事を語り告ぐ事、とても大切な事です。
時代が変わって行くスピードについていけなくなりました。

いつまでもバス釣りが出来るように歩いています。

BLCC釣果情報
道志川ニジマス65センチフライ
河口湖バス45センチオリジナル
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