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BLCC店主黒沢の徒然ブログ。釣果情報やルアー製作の話や昔話、今のルアー開発の礎となる思い出のルアーや人物などの話をしていきたいと思います

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■バグリールアー

今回はバグリールアーのお話をします。

色々なルアーがある中でバルサやウッドを使って、作り続けているメーカーはあまり無い。

どうしてもコストがかかるため、プラスチックになるのです。

バルサを使ったルアーで有名なのは、フィンランドのラパラがですが、
このバグリーもアメリカンラパラと呼ばれていました。

そして、多くの人に支持されていました。

バグリーで思い出すのは、藤沢のフジ釣具の昔の木の店舗です。
定期的に顔を出して、KB2やバルサBを買っていました。

当時もっともバグリーのルアーが置いてありました。
それと、津久井湖の中村釣具です。

今回知り合いの人から、オールドバグリーを譲って頂きましたので、
私の感じているバグリーのお話しをします。

バグリールアーの代表的なルアーはバングオー、スピナーバングオー、
ダブルオーセブン、バルサB、キラーB、ハニーB、DB3、シャイナー,バシングシャド、などのルアーが想い出します。

日本に入ってきたのは、トーマック商会、OFT、が取り扱っていました。
その後シマノ釣具が、ローランドマーチン氏を招き、バグリーの販売を手がけています。

当時の価格は意外と高かった気がします。

そして安く売るために、どんどん手を抜く事になるのです。
細くバランスの取れていたボディーは太くなり、
リップの位置が後ろに下がり、
ボディーラインは魅力的ではなくなっていきます。

多くのバグリーファンはがっかりしたはずです。
私もその中の一人です。

多くの人達が絶賛しているのは、70年?80年代のモデルで形が違います。

この事に気が付いたバグリー社は、50周年を期に自社のオールドルアーの復刻をするのです。
自社のルアーの良さをあらためて感じて、似せて作るのです。

以前のバグリーよりボディーラインが良くなり、これからの釣果が期待されます。

私が作るルアーもバグリーの作り方を、参考にさせて頂いています。

バグリー社にはバルサとウッドの利点を利用していつまでも
いい物作りを期待してしまいます。


私の所有のオールドバグリーの写真を少し載せてみます。



オールドバグリー 知る人は少ないバングオールアー



バングオーミノータイプの名品バスルアーですね


バルサB、私がもっともバスを釣り上げているルアー



譲って頂いたボード、バグリーカラーの見本



バッシングシャッド、こんなにカラーが有ったのか、
今はアングル、OFTが取り扱っています。




私の使っていましたバグリールアー、いつの間にか増えてしまった 。まだまだ、増えてしまうのか、
30年以上も経っているのにまだ綺麗に見えるのは 、気のせいか

■オールドルアーに想う

今回はちょっと気になるルアーの話です。

色々なオールドルアーの雑誌を見ていると、気になるルアーが出て来ます。
そのルアーを手にとって、その作り手の考えを想像するのが大好きです。

どうしてこの形になったのか、なぜ、この色になったのか、
どう動かしたいのか、どんな所で投げたいのか、
ルアーに意思を感じる事が出来ます。

何十年前の人の心を感じとるのです、
少し病気なのか、

いつまでも遡ってしまいます、
色々なタイプのルアーも先人達の手によって、ある程度の形が出来上がっています。

ルアービルダーの方には、先人達の存在を知らずにオリジナルと考えている人もいます。

もっとルアーの文化に目を向けてほしいものです。

今回最近フライの釣りを初められた方のコレクションを見せて頂きました。

前々から気になっていました、
フルガーのグローブとジャークと言うルアーを見る事が出来ました。

グローブは似せて作って投げた事があり、
バス達に魅力的な何かがあるのは、分かっていますが、

中々納得のいく物ができないので、作るのをやめてしまいました。

ジャークは手にとって見た事が無かったので、少し感動をしました。

グローブを持っていると、藻がまばらなフィールドが想い浮かびました、
ヘッドの部分が延びて、絡んだ藻や草を取り易くしているようです。

ジャークはリザーバーや野池が浮かんできます。
小型のバスの数釣りをイメージ出来ます。

たった2個のルアーでも、沢山の物語を感じとる事が出来ます。
まあ、想像の世界ですけど、あまりはずれてはいないと想います。




フルガー、グローブとジャーク
グローブはリアフックがありません。


■ルアー完成のお知らせ

今回はユウスピン完成のお知らせです。

ルアー作りとは長い時間がかかります。
釣り場からの情報を元に、コツコツと改良を重ねて完成させるのです。

今までに完成出来なく、いきずまってしまった物も沢山あります。
釣れるルアーでも、いずれは釣れなくなりますが、

心のこもったルアーは、また威力を発揮してきます。
使う人と作る人の気持ちが合う事が大切なのです。

今回のユウスピンのコンセプトは微動です、

ルアーにどうすれば微動を起こす事が出来るのか、
色々とやってみて行き着いたのが、ブレードでした。

ブレードの威力は以前から、良く分かっていたつもりでしたが、
相模湖のボートの釣りをしていて、あらためて、
その威力に驚きました。

バス達がルアーを追いかけて来るスピードと、アタックして来るスピードが凄かったのです。

この事は何か釣れることのヒントになっていました。
当然色々のダブルスィシャーにブレードを付けてみます。

ボディーとのバランスが大切なのは直ぐに感じました。

どうすればその威力を倍増させる事が出来るのか、
テストを繰り返していました。

そして完成させたのがユウスピンです。

フィッシングイメージはただ巻きの釣りです。
水中と水面を考えています、その為シンキングになりました。

簡単な仕組みですが、バランスを考えてあります。
このルアーを作るのにイメージしているのは、ダブルスキャットのシンキングです。

昔はダブルスィシャーのシンキングは、嫌いなルアーでしたが、
今では変わってしまいました。

ユウスピンの名前の由来はブログをご覧の人は、
もう気が付いているかもしれませんが、
以前飼っていた犬の名前を付けました。
忘れてしまわないように、



ユウスピン、10センチ、10グラム、プロト価格、2900円
素材ヒノキ、アルミテープ、シンキング、ダブルフック

BLCC釣果情報
北海道、イトウ、86センチ、74センチ、65センチ、60センチ他
5本、イトウも荒食いなのか、

■ルアーからフライへ

今回はルアー釣りからフライ釣りへの話です。

また一人、また一人とフライ釣りを始める人がいます。
フライの釣りはどうもむずかしいと誤解されているようで、
多くの人が敬遠されています。

釣りの中でこれほど楽しい釣りは他にありません。

釣りとは漁と違い、ゲーム性が無いと面白さがでてきません。
つまり、自分の世界を作る事が楽しむ事の始まりのような気がします。

フライの釣りは、あまり経験の無い人でも釣れるフライを短時間で作る事が出来ます。また、沢山のトラウトと管理釣り場で遊ぶことが出来ます。

したがって、自分の世界を作る事が出来やすいのです。

ルアーで釣りをされる方は、自分でルアーを作る人も居ますが、
多くはルアーをいじる位です。
その為自分の世界が出来にくいのです。

フライ釣りは、釣りが好きな人でしたらば誰でも、
楽しめます。

フライの釣りの中には釣りの楽しみのすべてがありますので、
なるべく早くフライの釣りの世界へ来ることを望みます。

いつでも受け入れますのでお気軽にご相談して下さい。

また、ルアーの釣りも私の経験を元にお話が出来ると思います。

たまにしか行く事が出来ない人は、
特に釣り場の情報が入ってきていますので、
参考にされると間違えません。



また、ルアー釣りからフライ釣りへ、



■私のフライボックス(マドラー)

今回は、私のフライボックス(マドラー)のお話をします。

フライボックスも沢山あり、タイプ別に分けて入れてあります。
今回お見せするのは、マドラータイプのフライボックスです。

マドラーミノーは入っていません。

私のオリジナルフライなのです。

色々な管理釣り場に行きますので、その場所のフライボックスがあります。
その中でも平均して素晴らしい釣果を出してくれるのが、

このマドラータイプのフライです。
多くの人達には、夏のイーメジがあるフライです。

マドラ?はバッタ、カジカのイメージがあるのですが、
一年をとうして良く釣れるフライです。

管理釣り場ですと小さいフライが釣れるイメージがありますが、
マドラー系はある程度大きくても良く釣れます。

これはルアーのミノーと同じ意味合いがあり、大型のトラウトにはとても威力があるのです。

フライで魚や大きい虫を作りますと、
バスや大型のトラウト、サーモン類に威力があります。

ルアーとフライの両方の釣りをされる方は、
フライでルアー感覚に釣る事や、
ルアーでフライ感覚に釣る事が出来るようになり、
釣りの幅が広がります。

多くの人達に何度も言うのですが、
ルアーもフライもギジエサの釣りで、
投げ方が違うだけです。

魚釣りを旨くなるために両方の釣りをされる事を
期待しています。



BLCCオリジナルフライ、モップマドラー
ディアヘアーと人工素材を巻く




マドラーゾンカー、ルアー感覚に作る
大型のトラウト用、池や湖の釣りに欠かせない。


BLCC釣果情報
津久井湖、バス45センチ、アロワナJ



アロワナJ、45センチ

■フライキャスティング

今回はフライキャスティングと、タイイングのレクチャーを始めた話です。

夏の間はとてもレクチャーを、出来る感じではありませんでしたので、
涼しくなるのを待っていました。

フライの釣りは、キャスティングが釣果に結びつく事が多くあります。
したがって、シーズンオフになるこれからの時期にレベルアップする事をお勧めします。

ルアーもそうですが、フライのキャスティングも奥が深く、
日々の練習が必要です。

しっかり、練習が出来ている人のキャスティングは、見ているだけでも、
楽しくなります。中にはキャスティングだけでも楽しいと言う人もいます。

キャスティングがレベルアップしますと、フライが壊れにくくなります。
そうしますと、少し手を入れたフライで釣りたくなります。

形のいいドライフライやウエットフライも、バランスが悪くならなければ釣れるようになります。

まずは、ご来店またはお電話をしてください、
レッスンは無料です。ただし当店で買い物をしていただける方



近くの公園でキャスティング練習です。

BLCC釣果情報津久井湖バス53センチサンドフィッシュ
50センチアイマ47センチオリジナルセミ相模湖45センチミロルアー

秋の荒食いが始まりました。


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