■BLトンボジョイント85 セカンドロット
BLトンボ ジョイント2024年版リリース開始しました
ノーマルテイルタイプ8.5cm 約12g
9月の発売開始後、1か月もたたずに各地で釣果の報告が上がり、我々の地元津久井湖でも50アップの報告が幾つも入ってきたBLトンボ85。
そのセカンドロットは耐久性を上げた普及バージョンに位置づけられますが、アクションはさらに洗練されています。
【全高アップ】
ボディの高さを初回モデルより10%アップ。これにより浮力を増しつつ強度をアップ。重量も2g増量してベイトタックルでも投げやすくなっています。とはいえ、一般の樹脂成型品よりもまだ軽く作ってあるため、ハンドメイドルアーと同等の取り扱いが必要な事はご了承ください。
【可倒式ウィング】
ウィングは樹脂の可倒式。収納性やキャスタビリティを上げ、かつウィングの開き角をユーザー自身で調整可能な点は3Dトンボ共通の特徴です。
※出荷前には全製品タンクテストで初期調整していますので、何もしなくてもそのままお使いいただけます。
【強化ウィング設計】
再設計したセカンドロット以降のウィングは背面にリブを追加、根本も太く強化した強化ウィング設計です。0.2gほどの重量増ですが、水つかみがさらに向上し泳ぎ出しが早くなっています。
なお、リペアパーツとして各バージョンのウィングは販売予定ですが、樹脂ウィングの宿命上、強化ウィングであっても無理な扱いはNGです。
オリジナル版もそうですが、ランディングネットは原則NG。そして満水の相模湖などでありがちな岸際のオーバーハングのブッシュにミスキャストした場合は慎重に回収を行ってください。
【アクション】
スローリトリーブでの追従性は初回ロット以上。より低速なリトリーブでも微波動を出しています。
【テイルヒートン孔】
古いBLCCメンバーなら誰もがやりたいテイルへのフラップ(ブレード)装着。
しかし3Dプリンタボディに無用な穴を開けると、強度が大幅に落ちてしまうリスクが生じます。
なのでセカンドロットでは最初からヒートン用の補強と下穴を設けてあります。(ただし強度の保障はいたしかねますので自己責任で行ってください。)
■改造時のご注意事項
- テイルフックとの干渉を避ける為、フラップ用ヒートンは長さ7mm以内にカットしてください
- ヒートンが1.3mm径であれば1.1mmドリルで下穴を拡張
- ヒートンが1.6mm径であれば1.3mmドリルで下穴を拡張
設計上、テイル側へのフックの移設も可能な強度を持たせてあります。その場合は13mm以上の長さのヒートンと、十分な下穴の拡張をお願いいたします。
【表面処理】
「表面が綺麗な艶ありの方が売れるが、釣果を考えたらザラついた方が絶対に良い」
ここ数年の黒沢の口癖で、60年に及ぶ釣歴の集大成となる言葉です。
3Dプリンタ化のリファレンスとして黒沢氏から渡されたオリジナルトンボは皆、シンプルなカラーリングで表面はざらついた物やマット塗装ばかり。今回の3Dプリント版も黒沢の哲学に則ってザラつきを意図的に出した塗装にしています。一見チープな塗装に見えつつ、かなり凝った表面処理となっています。
ペイントは長年BLCCルアーの塗装の多くを手がけられたレイルアーの小畑氏にお任せています。
■価格は7,700円(税込)
販売利益は黒沢氏の療養費に充てる予定です。
従来のBLCCルアーと比べるとやや割高な価格設定となりますが、ご理解をいただきたいと思います。
■購入方法
■通販サイト
諸般の事情にて、当面の販売は通販のみとさせていただきます。
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